『テーマで巡るイタリア』〜トスカーナ州〜(最終回)

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私達に「トスカーナの味」を残してくれたニコラさんは、この二日後日本を離れました。

会の最後、ニコラさんはマルコポーロのシェフ達を「彼らにお料理のDNAをしっかりと受け継いだ。」と紹介してくれました。これからもニコラさんのお料理を新潟で味わえることは大変喜ばしいと思うとともに、この場を借りてニコラさんに改めてお礼を言わせていただきたいと思います。

 

また、ニコラさんは、帰国後も当協会のFacebookページや写真をシェアしていただくなど、積極的に関わってくださっていて、このFacebookページも今までと違った方面に拡散し始めています。こちらも今後の展開が楽しみになってきました。

最後に、今回Facebookにアップした写真をInstagram(インスタグラム)でもご覧いただけるようにしてみました。ご紹介しきれなかった写真についても多数アップしています。こちらもどうぞ御覧ください。
今後は、協会のイベントの写真のシェアの方法のひとつとして活用を検討してみたいと思います。

【新潟イタリア協会公式 Instagram】
https://instagram.com/niigata.italia/

『テーマで巡るイタリア』〜トスカーナ州〜(その5)

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【Dolce ~ デザート ~】
《プラート風ビスケットと甘い白ワイン(Cantuccini di Prato con Vin Santo)》

食事の後、食後酒にビスケットを浸して味わうのがトスカーナの習慣、この地方のどこのリストランテやエノテカ、バーに行っても、セットで愉しむ事が出来る”定番中の定番”と言えるドルチェです。

ヴィン・サント(Vin Santo)はトスカーナ地方の代表的な食後酒。文字通り「聖なるワイン」と呼ばれるこのお酒は干しブドウから造る「パッシート(Passito)」と呼ばれるワインの一種です。

取り入れたブドウを陰干しして、レーズン状にしたものを醸造し、少なくとも3年は樽で熟成させたもの。当然アルコール度も糖度も高くなり、口に含むととろっとした甘みが華やかな香りとともに広がります。
http://www.wine-searcher.com/regions-vin+santo

もう一方のプラート風ビスケット「カントゥッチーニ(Cantuccini)」は固めのアーモンドビスケットで、トスカーナ州北部の内陸に位置する中世から続く城塞都市プラート(Prato)の古くからの郷土料理のひとつ。

ビスケット(イタリア語でBiscotto)本来の意味どおり2度焼き「bis(もう一度)+cotto(焼く)」された焼き菓子で、噛んだときの軽やかな音から、「小さな歌」という意味の “Cantocci” が語源です。
このカントゥッチーニはフィレンツェ市内のパン屋さんなどでも小売されていて、手軽に手に入れることができ、日持ちするのでお土産にも向いているそうです。
http://lacasamia2.exblog.jp/23003068/

カントゥッチーニはしっかり焼かれているだけあって、浸しても崩れにくく、ひととおり食べ終わった後でも十分ヴィン・サントが楽しめたのは意外でした。さらに、ワイン醸造家の瀬戸さんからもヴィン・サントを解説していただき、「テーマで巡るイタリア」ならではの贅沢なひとときでした。

『テーマで巡るイタリア』〜トスカーナ州〜(その4)

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『テーマで巡るイタリア』〜トスカーナ州〜(その4)
今回は、プリモの続きとメインのセコンド・ピアットです。

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《自家製タリアテッレのミートソース
(Tagliattelle Fatte in Casa alla Bolognese )》

タリアテッレ(Tagliattelle)は卵を使った麺で、トスカーナ地方の名産。この麺の特徴はなんといってもコシ、今回は手打ち(Fatte in Casa=自家製)で作っていただきました。ソースはラグー入のボロニェーゼソース。「クキッ」とした食感とツブツブした挽肉の相性が絶妙です。どちらかといえば白ワインが欲しくなったのですが、そこはやはりトスカーナ料理。赤ワインとの相性もピッタリでした。

 

 

 

 

【Secondo Piatto ~ メイン料理 ~ 】

《牛肉ステーキの薄切りとルコラのバルサミコ風味和え
(Tagliata di Manzo con Rucola all’aceto Balsamico)》

イタリア語でタリアータ(Tagliata)とは「スライス」、マンゾ(Manzo)は牛肉のこと。
フィレンツェといえば、牛肉のTボーンステーキ「ビステッカ(Bistecca alla Fiorentina)」が有名ですが、タリアータはステーキを食べやすくスライスしたもので、トスカーナの伝統料理を出すレストランでは必ずと言っていいほどの定番メニュー。一人旅のときなど、美味しいトスカーナのお肉を堪能したいけど、ビステッカはひとりでは食べきれない、というときなどにお勧めのお料理です。トスカーナワインとの相性は…説明するまでもありませんね。
外側はカリッと、中身はレアで焼きあげるのがフィレンツェ風。添えられたルッコラはバルサミコソースで和えたもの。
お皿に盛りつけられたものに加え、ニコラさんが各席にタリアータをサーブしてくださいました。温かい笑顔もフィレンツェ風、皆さん大満足の一皿でした。

『テーマで巡るイタリア』〜トスカーナ州〜(その3)

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今回はプリモ・ピアットをご紹介します。

【Primo Piatto ~ パスタ料理など ~ 】

 

《パッパ・アル・ポモドーロ
(Pappa al Pomodoro alla Fiorentina con basilico)》

パッパはイタリア語で「ごはん」や「おじや」。語源はラテン語の赤ちゃんことば”papa”ですから、日本語では「まんま」が当てはまるかもしれません。
この「トマトのパッパ」はトスカーナ州を代表する郷土料理で、消化もよいいことから、離乳食や子供向けの食事としても食べられている文字どおり「トスカーナのマンマの味」。
こちらも前菜のパンザネッラ同様固くなったパンをトマトのスープで煮溶かして作ります。今回はフィレンツェ風にバジル風味、赤いパッパの上でバジルの緑が映えます、白いお皿と合わせてトリコローレ(イタリア国旗)が完成!赤ワインとの相性も抜群で、子供に食べさせるにはもったいない(失礼!)一皿でした。

 

 

《ピリ辛トマトのペンネッテ
(Pennette alla Carrettiera)》

フィレンツェの名物パスタで、Carrettiera(カレッティエラ)とは「御者(馬車引き夫)」のこと。
寒い冬のフィレンツェで客待ちをする彼らが身体を暖めるため、にんにくと唐辛子の効いたソースを使ったのが元祖といわれています。また、客待ちをする忙しい合間にさっと提供できるように茹で時間の短いパスタを使うようになったという説も。今回のペンネは、よりソースのからむ「リガーテ」でした。
にんにくと唐辛子がうんと効いたアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノにトマトを加えたような風味を楽しませていただきました。

 

『テーマで巡るイタリア』〜トスカーナ州〜(その2)

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トスカーナ州はイタリア半島中西部に位置する州で、州都はイタリア・ルネッサンスの中心地となったフィレンツェ。
今回はそのフィレンツェの名店リストランテ・ダ・リーノ(Ristorante da LINO)のメインシェフ、ニコラ・ダルフィさんのお料理を順次紹介していきます。

【Antipasti 〜前菜(二品)〜】
《イタリア産のサラミ、生ハム、チーズ等の盛り合わせ(Italiano di Affettati e Formaggi)》

トスカーナ地方の前菜の定番は、塩気の強い生ハム「プロシュット・トスカーノ(Prosciutto Toscano)」や、フィノッキオーナ(Finocchiona)と呼ばれるフェンネルの種で味付けしたソフトサラミ、また、羊の乳から作るペコリーノ・トスカーノ(Pecorino Toscano)といったチーズが有名です。

《トスカーナ風パンザネッラ(Panzanella Toscana)》
パンザネッラとは、トスカーナ地方を中心とした地域で食べられている家庭料理のこと。固くなって食べられなくなった残りもののパンを使い、別名「パンのサラダ」とも呼ばれます。腹持ちがよく、かつ、スッキリしているので、とりわけ夏や暑い日によく好んで食べられています。
塩気のないパンはフィレンツェ風、食べてみるとパイのような不思議な食感で、元がパンであったことは忘れてしまいそうです。とりわけ赤ワインとの相性も抜群。ニコラさん、最初から飛ばしています。大変美味しくいただきました。

『テーマで巡るイタリア』〜トスカーナ州〜

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『テーマで巡るイタリア』 〜トスカーナ州〜
今回は、フィレンツェのドゥオモのほど近くにあるイタリア料理の名店Ristorante ”da LINO”(リストランテ・ダ・リーノ)のメインシェフ、ニコラさんのお料理をいただきました。参加人数は総勢30名の方々にご参加いただき、盛会のうちに終了しました。お料理の様子などはまた順次アップしていきますのでお楽しみに!